挑戦するエンジニアたち ヒストリー【16-8】 篠原 英治 氏

̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

仕事に対するこだわりはありますか

エンジニア写真私は常に周りにスーパーエンジニアがいる中でキャリアを積み上げてくることができました。そういう人たちの中で働けるっていうのは、すごくモチベーションが上がるんです。こだわりと言いますか、レベルの高い人たちが沢山いる環境に身を置くために、チャレンジし続けることはいつも意識してます。
AWSのソリューションアーキテクトは、業界でも著名な人間だらけですので、スーパーエンジニア探しにはこと欠かないですよ。

自分はスーパーエンジニアではない?

僕も37ですし(笑)、自分がどんなレベルのエンジニアであるかは自分なりにわかっているつもりです。これまでに構築してきたものに誇りを持っていますし、今でもエンジニアとしてそこそこやれるかな?とは思っていますが、スーパーエンジニアと呼べるレベルだとは思っていません。まだまだ修行が必要ですね。

自身の柱になる技術とは

AWSに入社するまでは一貫して開発現場でエンジニアリングを行っていました。その中でもJavaを用いた大規模な開発の経験に関しては、今でも重宝しています。例えば、当時習得したデザインパターンの知識があれば、プロダクトのソースコードを読みこなすことができたり。また、リスティング広告や電子書籍の検索システムを構築する際に使っていた検索エンジンに関する技術については、現在でもAmazon CloudSearchやAmazon Elasticsearch Serviceといった検索技術の担当させていただいており、日常の業務の中でも柱になっています。
私の場合は、アプリケーションの開発がメインで、ITインフラをずっとやっていた人間ではないので、AWSに入った当初は様々なことをキャッチアップしなければならず大変でした。また、最近は現場で開発をやっているわけではないので、負い目みたいなものはあります。「これを作ってください」といわれたときに、パッとすぐに対応できず、ネットや本で調べないとすぐにやり方が思いつかないときが増えてきました。
以前はあまりそういうことは気にならず、調子のいい時はあまり中断することもなくプログラムを書きあげることができたのですが、今は準備が必要になってしまった。ユニットテストのための環境構築に時間がかかってしまったり、そういう衰えみたいなものは感じています。

それを補うというわけではないのですが、今、筑波大学大学院の英語のMBAコースで働きながらビジネスを勉強しています。
スタートアップ業界を担当していると、資金調達の話とか、会社の経営に関わる会話が飛び交うんです。お会いしている人もCTOやCIOの方など経営者側の方が多いです。
経営に関わる方々へ技術支援をしながら、AWSを使って世界に飛び出していくような企業の後押しをしなければならない。でも自分はビジネス経験が浅く、その分を勉強してカバーできるようになりたいと思っています。
AWSにもいろんなポジションがあって、例えば技術を専門にデータベース領域に特化しているソリューションアーキテクトもいます。僕の場合は、スタートアップ企業や広告テクノロジーのお客様への技術支援をしているので、データベースだけ、ネットワークだけというのではなく、技術も幅広くおさえなきゃいけないし、いろいろな方と話をし、どんな要望にも対応していく必要があります。

スタートアップにおいては、ベンチャーキャピタルの人たちと一緒にイベントやカンファレンスやりましょうとか、そういうことを仕掛けたりもしています。
そこではイノベーションというか、新たな人の出会いから新しいビジネスが生まれるといったことも実際に起こっているので、嬉しいしやりがいがあります。ただ、そうなると、1日何時間もコードを書くような時間を取ることができません。今の仕事であるソリューションアーキテクトは技術中心ですが、バランスを取りながら、できれば英語も含めビジネス面でも幅広く活躍できるようになりたいと思っています。

気になっている技術はありますか。

オープンソースの検索エンジンに関しては以前から継続して情報収集をしています。Elasticsearchという検索エンジンにおいては、AWSでもAmazon Elasticsearch ServiceというElasticsearchのクラスターを簡単にデプロイ、運用、スケールできるようにするマネージドサービスを提供しています。

検索エンジン業界も技術革新が起きていて、より高速にデータを取り込めるようになっていいたり、大量のデータに対して柔軟な検索が簡単に実現できるようになってきています。また、Elasticsearchでいえば、KibanaというElasticsearchにあるデータを可視化するツールがあります。以前は商用サービスで高価なライセンス料を払わなければ実現できなかったことが、ElasticsearchおよびKibanaを利用することでリーズナブルなコストで実現できるようになりました。AWSにおいてもAmazon Kinesis Firehoseなど、簡単にAmazon Elasticsearch Serviceにデータを連携して可視化を行えるようなサービスを取り揃えています。

オープンソースの検索エンジンに関して、2016年はElasticsearchとApache Solrのグローバルカンファレンスに参加しました。そこではドキュメントなどには記載されていないような、実際に検索エンジンを作ってる人たちの生の声が聞けることもあり、情報収集に非常に重宝しました。また、そういったところで構築した人的ネットワークから得られるものとして、今後はこういうところで技術革新が起きていきそうだなとか、そういう雰囲気を近いところで垣間見れるライブ感はやっぱりいいですよ。
検索エンジン以外にも、気になる技術についてはKindleで本を買って読んだり、Github上のソースコードを読んだり、ポッドキャストを聞いたりして、新しい情報を仕入れています。

今週の注目企業

TOPへ戻る