挑戦するエンジニアたち ヒストリー【16-4】 篠原 英治 氏

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仕事で苦労したことはありますか?

エンジニア写真やはりカナダにいたときでしょうね。サンフランシスコにいたときは新規サービスを現地チームメンバーと共同開発する形だったので非常にやりやすかったのですが、この電子書籍サービスは買収したもの。やはりというか、買収された側の中には僕らに対してポジティブな印象を持っていない人たちもいました。まず出向いていっても最初はソースコードを見せてもらえませんでしたし(笑)。
最初の数週間は何もできなくて。ただひたすらランチに行こうとか、飲みに行こうとか、とにかく協力してもらえるように、いろいろ動いていました。
そのかいもあってか、何とかローンチまでこぎつけましたが、想定以上に時間がかかってしまいました。しかも、自分が担当していた機能の一部が、ここが駄目だとか、ネットで叩かれたりしましたし。

例えば、検索エンジンのパラメーターを追加すると、ディスクやメモリの使用量が多くなってしまうんです。改善ポイントはわかるのですが、相談をしても「日本のためだけにグローバル全体のシステムを変更するのは難しいよ」といわれてしまったりして。確かに一理ある話です。
つまずいてしまったときに、自分の英語力だけではなく、交渉をする力というか、ビジネス力がなかったので、自分の至らないところを多く気付かされました。

また、日本語検索のシステムを一通り作り終わった後に、電子書籍デバイスのユーザーエクスペリエンスに関するQAを担当していたのですが、文章によって空白が広く表示されてしまったり、場合によっては改行表示がうまくいかないなどの日本語ならではの不具合がありました。ビューワーの部分を担当しているエンジニアに日本語独自の組版の問題などを説明するのが難しいんですよ。それもかなり苦労しました。

楽天から今のAWSに転職したきっかけは。

当時、ビジネスパートナーと大量のファイルのやり取りをしていて、ローンチが近いのにファイルを受け渡しする用のサーバーがない!などの面倒なトラブルが起きていました。
そんな中、個人的に趣味で触りはじめていたAWSだったらWEB画面でポチポチとすれば終わりなのに、データセンターにあるサーバーの設定を変更したり、IPアドレスを追加したり、海外にいたため、日本との社内交渉を緊急対応的に夜中しなければならなかったりなど、とても面倒で。そのような状況に、フラストレーションがたまっていたんです。
日本に戻ってきて、AWSの勉強会に参加するようになり、そこで知り合った友人たちと週に1度AWSを自習する会(Amazon Web Services 新宿鮫)をはじめて、AWSの可能性を探っていたのですが、最終的にAWSへの転職を決意するきっかけとしては、JAWS DAYS 2013というイベントに行ったときに、オバマ大統領のチーム「Obama For America」がどのように選挙キャンペーンシステムを構築したか、という講演を聴いたことです。
アメリカ大統領選挙のキャンペーンなので大量のサーバーリソースが必要なんですけど、そこでAWSが使われていました。様々なエンジニアリングのバックグラウンドを持った有志の人たちが集まって「それぞれの得意な技術で構築したサービスが疎結合なアーキテクチャの上に成り立っていて、且つ、Amazon S3, Amazon DynamoDB, Amazon CloudSearchといったAWSのマネージドサービスを活用して実現しました」という話で、聞いた時にはもう圧倒されました。また、大容量なデータをアメリカの東海岸のリージョンから西海岸のリージョンに高速に転送するといった課題に対するソリューションなど、自分が今までに体験したことのないトピックの連続で、自分でもそんなことをやってみたいと思いましたし、AWSの中がどうなっているか見てみたくなったんです。

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