挑戦するエンジニアたち ヒストリー【16-2】 篠原 英治 氏

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TISから楽天に転職を考えたきっかけを教えてください。

エンジニア写真2006年に出版された「ウェブ進化論」を読んだのがきっかけです。
この本を読んで、「これからはインターネットだ!」とか「オープンソースの時代だ!」と感じました。
それまで携わっていた金融機関向けのシステム構築では、クローズドなイントラネットのシステムが多かったので、もっとオープンなインターネットの世界に飛び出したいな、と思ったのが楽天に転職したきっかけです。

金融のお客様ですと、オープンソースを使うことは難しそうですね。

ええ。なので自分の開発環境だけはオープンソースのデータベースを使って、結合テスト環境以降は商用データベースを利用するといった工夫をしていました。
でも、世の中のいろいろな情報を見ていると、オープンソースのデータベースでもすごいことをやっている人がたくさんいて、自分もチャレンジしたいという気持ちが強くなりました。

データベースだけでなく、例えば、もの凄く高価な有名メーカーのハイエンドなサーバーを導入したとしても、JVM(Java Virtual Machine)のメモリがあふれたらシステムは稼働できなくなってしまうんですよね。大きなガベージコレクションが行われる場合もそう。

あるとき、僕が作ったプログラムがメモリを食いつぶしてしまい、システム全体が停止してしまったことがありました。止めてはいけないシステムだったので、かなり大きなトラブルとして扱われてしまいました。

技術的には難解な話ではなくすぐに解決できましたが、何でこんなところで(ビジネス的に)引っかかってしまうのか、エンジニアとしての自分は釈然としない部分がありました。ハイエンドなサーバーでなくても、コモディティなサーバーを横に並べればいくらでもスケールできるはずだと思ったからです。金融機関向けのシステムを構築する仕事そのものにモチベーションが湧かないと感じたことはありませんが、閉ざされた世界ではなく、オープンな環境に身を置きたい漠然と思い始めていました。

TISでは金融系以外にもインターネットサービス会社の債権管理システムの開発にも携わりました。インターネット上で行われる大量のトランザクションデータを扱うものなので、膨大なデータ量でした。その当時たまたまその会社と同じビルに楽天があり、楽天に転職していたTIS同期の友人の話を聞いていたら、そこで発生しているトラフィックの凄さに驚いたことを覚えています。

当時はそこまでチャレンジングな機会には恵まれず、受託開発となると、技術選定なども自由に自分たちが決められることは限られていて、複数ベンダー間での調整など、様々な要素が絡んでくることもあります。そうではなく、もっと自分が主導権を握って仕事を進められる環境への憧れもあり、自社でサービスを作っているところに行きたいと感じ、転職を決意しました。

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